日常

小さな幸せの連鎖

2022-07-19

小さな幸せの連鎖

仕事で忙しい日々を送っていた頃は、日常の生活の中で幸せを感じることはあまりありませんでした。毎日忙しくて感じる暇もなかったと言うのが正しいかもしれません。しかし、最近、特にコロナ渦になってからは日々の些細な事からでも「幸せ」を感じることが出来るようになって来ました。これは年を取ったせいなのか、それとも心・時間・お金に余裕が出来たからなのでしょうか。

そんな風に些細な事から幸せを感じられるようになってしばらくしてから、自分が幸せを感じるときはいつなのかと考えるようになりました。「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」と言う相田みつをさんの有名な言葉を知ったのは確か50代半ばだったと思いますが、その時はなるほど確かにと思いつつ、自分が何に対して幸せを感じるのということについてはあまり深く考えていませんでした。

というわけで、今回「幸せ」について自分の内面を掘り下げて行き、それをブログに記してみたいと思います。

自分が幸せを感じる時とは?

勝間和代さんがオンラインサロンの中で紹介された選択理論心理学がとても分かり易かったので、その考え方をベースにして自分がどんな時に一番幸せを感じるのかについて掘り下げて行きたいと思います。まずは、下記の5つの欲求の中で自分にとって何が満たされると一番幸せなのかを考えてみたいと思います。

①生存の欲求

飲食・睡眠などの生きて行くために身体的に必要なものが満たされていると嬉しい

②愛・所属の欲求

家族・友人・会社などに囲まれ、愛し愛される人間関係を保たれると嬉しい

③力・価値の欲求

人の役に立ちたい、人から認められたい、自分の価値を人から認められると嬉しい

④自由の欲求

誰にも邪魔されず、縛られず、自分の考えや選択のままに自由に行動し、ものを決められると嬉しい

⑤楽しみの欲求

学べるのが嬉しい。知的好奇心が満たされるとワクワクする

私の場合は会社に勤めていた頃は②愛・所属の欲求と③力・価値の欲求が高かったのですが、リタイアした後の今は④自由の欲求、⑤楽しみの欲求、次に③力・価値の欲求が高くなったように思います。改めて考えてみると、自分が置かれた環境や年齢によって違いが出るものだと言う事がわかりました。ちなみに、余談ではありますが、この5つの欲求を全てにおいて高いレベルで維持している人はほとんどいないそうです。

最近幸せを感じた出来事

こうして自分がどんな時に幸せを感じるかをクリアにしたおかげか、直近のここ1ヵ月という短い期間でもとてもたくさんの幸せを感じることが出来ました。

・Women’s Golf Dayに参加したことにより、新たなゴルフ好きな仲間が出来たこと

・布袋さんのライブで最前列の神席が当たったこと

・永くメンタリングを受けている方で、メンティさんが色々な困難を乗り越えて人間的に成長し、穏やかな幸せそうな表情になったこと

・ブログ「エルヴィス」に湯川れい子さんから「素晴らしいエッセイですね」とツイートが来て、インプレッションが6,000を超えたこと

・ホームの97歳の認知症の母は私が行くと、にっこり笑ってありがとうと言ってくれること

・札幌に90歳のお友達に会いに行き、ご縁をかみしめながら昔話に花が咲いたこと

まとめ

私は「しあわせはいつもじぶんのこころが決める」と思ってはいますが、決して自分1人で幸せになれるものではないとも思っています。自分とかかわる人達すべてが幸せになれるように自分が関わって行けば、相手から感謝され私も幸せな気持ちになれると思っています。つまり幸せの連鎖が広まって行くのです。これからもそんな形で幸せが広まって行くようお役に立てればと思っています。