日常

うわぁ~なんてこと!左足首骨折!!!全治2か月!!!

2023-08-21

うわぁ~なんてこと!左足首骨折!!!全治2か月!!!

それは815日の早朝に起きました。
2日後に45日の九州旅行を控え、台風の影響もなさそうだとホッとしていたところでした。線状降水帯が関東を過ぎ去った朝、朝活のためにいつものカフェまでウォーキングで向かおうと階段を降りていたところ、なんと足を滑らせて転んでしまったのです。イヤホンから流れるニール・ダイアモンドの『Sweet Caroline』を聴きながら、幸せな1日の始まりを噛み締めて歩を進めていたのですが、ふと(このサンダルだと雨上がりは滑るかもしれない)と思った時には足を滑らせてしまっていました。左足首が嫌な曲がり方をして痛みが走ったので、本来ならばすぐに病院へ向かうべきところですが、痛みはあるものの捻挫程度だろうと高を括った私は、タクシーに乗り込み朝活のカフェへ向かうという暴挙に出てしまいました。結果2時間の朝活を終えても患部の痛みは引かないどころか腫れてきてしまったので、(これはもしかしたらもしかするかも……)とタクシーで整形外科に駆け付けるという事態になりました。

今回は、そんな人生初の体験、幸せ気分から一転して不自由な生活に転落したことの顛末を書き留めておきたいと思います。

思いがけず車いすに乗って思い出す母のこと

病院に着き初診の書類の記入を終えたところ、歩き辛そうにしていた私を見かねて病院の方が車いすを用意してくださいました。実は車いすに乗るのは人生初でしたが、こんなにスムーズに自分の力で動かせるのかと感激しました。それと同時にふと母のことを思い出しました。老人ホームで暮らす母の認知症がまだ進んでいなかった頃、私が車いすを押して外の桜をいっしょに見に行ったこと。車いすに乗った母が遠くから近づいて来る私に気づいて、「朱美ちゃ~ん」と手を振って私の名前を呼んでくれた時の母の嬉しそうな表情。一瞬ではありましたが、その時は怪我のことなど忘れてとても懐かしく幸せな気分になっていました。

診断:2か所の骨折

最初のレントゲンの結果で骨折していることは明らかだったようですが、更に正確な状態を確かめるためにCTを撮ったところ、2か所も骨折していると言われてしまい、少し唖然としてしまいました。自分の身体感覚と診断に大きな乖離があったためです。痛みはあるものの、大したことはないだろうというのが私の体感でした。「ズキズキする痛みは全然ないし、腫れてはいますが熱を持っていません」と先生に伝えてみましたが、CTを指さして「ここが2か所骨折していますよ」と説明を受けたので、ひとまずは先生の言うことを聞いておこうと思いました。それから下記のようなやりとりを先生としました。

先生:「2か所骨折していて、全治2か月です。手術はしなくても良いですけど、入院した方が楽ですよ」

自分:「やることが色々とあり、旅行もキャンセルもしなくてはいけないので、入院はしません。自宅で療養します」

自分:「ギプスをはめて、部屋の中で、松葉杖を使うのですよね?」

先生:「70歳以上の方には松葉杖はお勧めしませんがね. . .」

自分:「えっ!体力がないからですか?」

先生:「. . . . .」

自分:「チャレンジします!」

先生:「取り敢えずお隣でギプスを固めてもらって、安静にしてください。松葉杖の使い方を担当者から説明してもらいます」

ギプスの固定・湧き上がる不安

昔のように石膏を固めていたものと違い、今のギプスはジェルのような細長いものを足に合わせて切って熱を加えて足の形に合うようにするというものでした。想像していたよりも簡単な工程だったため、少し不安が頭をよぎりましたが、とにかく先生の言う通りにしておいた方が無難だと思って色々と質問攻めにすることは自重しました。

ギプスの固定も終わり、今後どのような生活を送り、どんなスケジュールで治療していくかを先生と話せるのかなと思いきや、その日の診察は終わりで、そこから3時間、私の骨折の報を受けて急遽富士山の別荘から車で迎えに来てくれることになった主人をひたすら待つことになりました。次の診察はいつになるか、ギプス生活の注意事項なども聞かされていなかったために、少々不安な気持ちが湧き上がってきてしまいましたが、会計をしたところ、領収書などに交じって2週間後の診察予約表が入っていたことに気づきました。

自宅療養の日々

自宅に帰ってから真っ先に着手したのは直近の諸々の予定のキャンセル・延期の連絡でした。2日後に迫った九州旅行、メンタリングの予定など。それらを一気に片付けた後に残されたことは松葉杖に慣れることでした。使ってみるとこれがなかなか難しく、一度バランスを崩してよろけて転んでしまいました。骨折した左足には影響がない転び方だったので、そこは不幸中の幸いでしたが、先生が松葉杖を積極的にオススメしなかった理由が少しわかった気がします。

松葉杖生活に慣れた後は、来るべきリハビリに備えて、足の指やふくらはぎなどを意識的に動かすようにしようと思っています。

まとめ

今回骨折という診断になってしまいましたが、体感としてはそれほど重症ではないように思えるので、色々な方からの経験談なども考慮して自分なりに考えてみた結果、過度に安静にすることなく出来るだけ左足を動かしてリハビリに備えることが賢明かと思い、ひとまず次回の診察まではそのように過ごしてみようと思います。

先生の診断と自分の体感がズレてしまった時にどのように考え行動するかは非常にセンシティブで難しい問題ではありますが、自分で取れる情報はあらゆる手を使って出来るだけ取り、そこから生まれた疑問などを色々と先生に質問してみる姿勢が大事だと思いました。