日常

好奇心の赴くままに

2023-11-20

好奇心の赴くままに

人から「若さの秘訣は何ですか?」と聞かれた時には「好奇心です」と即答するほどに、好奇心旺盛な人生を歩んで来たなと思います。そんな好奇心の赴くままに過ごして来た私にとって、新しい自分、新しい世界を広げてくれた好奇心の対象にはどんなものがあったかを振り返ってみたいと思います。

私の好奇心が反応したもの・こと・ひと

①車

単純に移動距離が伸びるという点のみならず、観念的な意味においても世界を広げてくれるものなのではと思い、車というものにとても興味が湧きました。1970年代、まだ女性の運転免許保有率が20%前後だった頃ではありましたが、就職して直ぐに運転免許を取得し、ローンでサニークーペ1000を購入し、思うままに乗り回しました。行動範囲が広がることがそのまま自分の世界が広がったことのように思えて、自分に自信がついて行ったのを覚えています。

②布袋寅泰さん

パラリンピック開会式で演奏する布袋さんを見た瞬間に「これは私の新たな世界を開いてくれるかも」と思い、即ファンクラブに入会しました。それから関東・関西での推し活が始まりましたが、思った通りこれまで私が経験してきた音楽ライブとは別世界のもので、おおいにストレス発散になり、ファンの一体感を感じられるものでした。(参照:ブログ「私の人生を彩る”推し“」

③アンディ・ウォーホル展

前々から好きだったのですが、ふと思い立って京都に1人で行き、京セラ美術館で開催されていたアンディ・ウォーホル展を鑑賞しました。以前は働かなかった感性が呼び起こされたように思えて、新たな自分が発見出来た気がしました。今ではアンディ・ウォーホルに限らず、行きたいと思った他の画家の美術展にも行くようになりました。

④ゴルフ

生涯楽しめるスポーツとしてゴルフは秀逸だなと思っていたのですが、70歳過ぎてから参加した世界ウィメンズ・ゴルフデイで女性のゴルフ仲間に巡り合ったことで、よりゴルフの魅力が増したように思います。今では月に1回のレディースゴルフを楽しみ、週1回のゴルフレッスンを受け、 健康維持をしつつ人との交流をすることで日常に刺激を与えています。

⑤健康麻雀クラブ

コロナ禍で参加しづらくなっていた地元の健康麻雀クラブに復帰しました。麻雀は脳トレにもなる上、単純に遊びとして楽しめるので以前から興味を抱いていましたが、今回の復帰で得られたのはまた別の喜びでした。それはリタイア後に地元との繋がりを持ちたいと夢の実現です。仕事一筋に生きてきたので現役時代はあまり地元のつながりが持てなかったのですが、これをきっかけに地元での人間関係を構築出来たらと思います。

私の好奇心を刺激する情報

いくつか私の好奇心の対象になっているものをご紹介しましたが、現在最も私の好奇心を刺激しているものは「PictureThis」というアプリです。植物の写真を撮るとAIが識別をしてくれるというアプリです。これまで名前を知らない草花ばかりと思っていた植物が、このアプリで名前を調べると、あれもこれも名前を知りたいと思うようになったおかげで、朝のウオーキングが楽しいものになりました。今まであまり目が行かなかった草花の写真を撮って名前を知り、そのデータを図鑑にしたりSNSにアップしたりして、ゆくゆくはベランダで育てたいと思うほどに、世界が広がっています。

まとめ

こうして振り返ってみると、いつもなぜだろう?なぜかしら?と疑問に持つことや、学習欲、直感で感じたことを直ぐ行動に起こす行動力で好奇心を高めてきたような気がします。あなたも好奇心で新たな世界、新たな展開、新たな自分を見に行きませんか?