日常

日常に起きたドタバタ – HANAE MORIの閉店

2024-02-26

日常に起きたドタバタ – HANAE MORIの閉店

先日、”銀ブラ“をしてからいつもの日本橋高島屋新館のかつ吉でランチをしてゆったり気分で過ごした後に、デパートで情報収集とは名ばかりのセールのチェックをしに行ったのですが、あれやこれやと思わぬ出来事に遭遇したので、今回はその一部始終を書き留めることにしました。

日本橋高島屋での突然の知らせ

セールのお目当てはHANAE MORIでした。10年くらい前にセールでとても気に入っておしゃれなダウンのロングコートを買ったのが、私とHANAE MORIの出会いです。今年1月のセールでウールのロングコートを買ったにもかかわらず、まだ何か良いものが残っていないかと最後にチェックしておきたい衝動にかられ、HANAE MORIの売り場がある4階までエスカレーターで行きました。

4階にたどり着き何気なくフロアーマップを確認してみると、HANAE MORIが無いことに気づきました。念のため何度か確認してみましたが、やはり見つかりません。このデパートに限ってフロアーマップに間違った情報を載せているはずはないとは思いつつも、何かしらの手違いがあったかもしれないとの思いで、一度フロアーをぐるりと一周回ってみることにしました。しかしどこを探しても店舗が見つからず、再度フロアーマップを確認。それを2回繰り返したところで諦めて、以前店舗があったであろう売り場にいらっしゃった方に声をかけてみることにしました。

すると「あのブランドは2-3日前に閉店となりました。」と言われてしまいました。思わぬ事実に大きなショックを受けました。その昔パリのオートクチュールで一世を風靡したデザイナーのブランドなのに、こんなに突然閉店してしまうなんて……その頃を知っている私にとってはひとつの時代が終わったように思えました。

勘違いによるミス

近くに見覚えのある元HANAE MORIの店員さんがいらっしゃったので挨拶したところ「色々あって、ブランドはこれで終わりになりました。店長があちらの店舗にいますから、どうぞ行ってみて下さい。喜ぶと思います」と言われ、そちらに向かいました。そして元店長さんと思われる方とお話したのですが、どうにも話が噛み合わないことに気づきました。そこで今一度状況を整理したところ、「あちらの店舗」と言われた、その「あちら」を私が大きく勘違いをしてしまい、全く別の店舗に向かってしまったことがわかりました。話が通じないまま長々と貴重なお時間を取ってしまったことを平謝りするしかありませんでした。

自己嫌悪に陥りながら正しい「あちら」である、HIROKO  KOSHINOへと移動しました。そこにいらっしゃった店長さんは私がお世話になった方ではなく初対面ではありましたが、色々とお話が出来ました。お互いに同じ時期に業界は違えども、無我夢中で頑張って駆け抜けて来た同志のように感じ、これも何かのご縁と思い名刺交換をさせて頂きました。

途中自己嫌悪に陥りながら、最終的には名刺交換に行き着くというのは、これこそ私のいつもの好奇心がなせる業だなと思いました。好奇心と直感力はすでに私の習慣として定着していることを実感しました。

まとめ

今回は自分のしでかした勘違いのおかげで新たなご縁に繋がったという嬉しい出来事の報告でした。日々の出来事って色々な感情が渦巻き、ジェットコースターのように良いことも悪いことにも一喜一憂してしまいがちですが、持ち前の好奇心と直感力を信じて、日々何とかやって行こうと思った思い出に残る一日でした。