日常

QOL(人生/生活の質)が上がった出来事

2023-02-27

QOL(人生/生活の質)が上がった出来事

2/23(祝)の天皇誕生日。毎日の日差しが春を感じるようになって来て、寒い冬もようやく過ぎつつある中、銀座4丁目のソニーストアで開催されているアウトレットセールに行きました。特に何か欲しい物があって行ったわけではありませんでしたが、半ば衝動買いに近いかたちでとても価値のあるお買い物が出来たので、今日はその一部始終をブログに記しておこうと思います。

私がソニーを好きな理由

私とSony製品の出会いのきっかけは英会話の学習です。高校2年生の頃、父の転勤で北九州から大阪に来た頃、英会話が出来るようになりたいと色々な手を使って練習していました。毎週大阪城や京都に行って外国人に話しかけたり、マンツーマンで日本人の英会話の先生に習いに行ったり、英語のソノシート(CDの形をしているビニール製で、レコード針で聞くもの)でケネディ大統領やリンカーン大統領の就任演説を何回も何回も聞いたりして、英会話を練習していました。今でもあの頃は向学心に燃えていたなぁって思います。

そんなタイミングで発売されたのがSonyのテープレコーダーでした。身の回りにある“音”をボタンひとつで録音することが出来る商品です。今となってはスマホの一機能でしかありませんが、当時の私にとっては魔法のような商品でした。「これがあれば気に入った英語のフレーズを録音して繰り返し聞くことが出来る!」と思いお小遣いをためて買ったのです。そして『007は2度死ぬ』というショーン・コネリーと浜美枝が主演の映画を、買ったばかりのSonyのテープレコーダーで録音し、何度も繰り返し聞くことによって英会話の練習をしていました。

余談ではありますが、その頃、Sonyの社長の盛田さんがアメリカにトランジスターラジオを売り込みに行き、どんどん海外進出をする様子はなんとも誇らしく、自分も頑張ろうと思わせてくれました。何となくアメリカを感じさせるSonyと社名を全面に押し出した’Its a Sony’というおしゃれなコマーシャルも大好きでした。

大型テレビの買い替え

今回アウトレットセールに行きテレビコーナーを見た時に、別荘にあるテレビのことが頭に浮かびました。1995年に別荘を購入したタイミングで買った32インチのSony WEGA。「ソニータイマー」もなんのその、今でも壊れずに使うことが出来ています。私は普段テレビも含めて電化製品は出来るだけ壊れるまで使う主義なのですが、毎年病気の静養のために半年も別荘で過ごす主人のことを想うと、32インチのテレビを使い続けろというのは少し可哀そうに思ってしまったのです。現品限りの4K55インチのテレビを見た瞬間に、大谷翔平君の勇姿を見ることが出来るプロ野球や、その他のスポーツ番組を観ることを楽しみにしている主人のことが思い起こされ、これを買うぞと衝動的に思いました。Googleアシスタントを利用したり、iPhoneを繋げて自分の撮った写真やiPhoneの画面を大型テレビで映し出すといった楽しみ方も出来たり、東京で使っているSonyのテレビよりもやれることが多く非常に魅力的です。ついでに、お手軽な価格のサウンドバーもあったので、それも購入しました。この辺に来ると少し衝動買いが過ぎるかもしれないですね(笑)

といった感じで、なんとSonyストアに入ってから3時間以上手続きに時間がかかりましたが、非常に有意義な買い物をすることが出来ました。主人からはとても感謝をされました。これで主人は日々アイボのクッキーに話しかけその成長ぶりを楽しめるし、テレビではGoogleアシスタントやアイホンを通しても自分の撮った写真を見られるし、どんどん進化していく電化製品に囲まれた楽しい日々を送ることが出来ます。半ば衝動買いではありましたが、おおいに幸福をもたらしてくれました。

まとめ

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)という言葉がよく使われますが、思えば私自身は電化製品によって支えられている「質の高い暮らし」を無意識にやって来たなぁとつくづく実感します。43年前に主人の転勤先から帰国した時に、アメリカで使っていた電化製品を持ち帰り、日本ではまだ珍しかった自動食洗器、洗濯乾燥機を利用することで、仕事と家庭の両立というミッションを乗り切ることが出来ました。こんな感じでいろいろと無意識にQOLを高めることを実践して来たこと思い出しながら、これからも無意識に自然に思い付いたことを実践することがいいのかなぁって思いました。