日常

私が神社に行きたくなる理由

2022-04-18

私が神社に行きたくなる理由

最近、参加しているオンラインサロンで、読んだ本とそれに対するコメントを各自がアップしていくというイベントがありました。そこで他の方が話題にしていたもので気になる本がありました。『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』という本です。(実を言うと、本のタイトルを早とちりしてしまい、同じ著者が書いた『成功している人は、どこの神社に行くのか?』という本を先に読んでしまったのはここだけの秘密です笑)

私は全国各地にライブの遠征をする際には、その土地の美味しいものを食べ、名所や旧跡を訪れるということをライフワークにしているのですが、その名所や旧跡に神社も含めていたため、全国の有名な神社はそれなりに参拝してきました。しかしその「神社に行く」という行為に理由があるなどとは露ほども考えたことがなかったので、この本のタイトルには非常に興味を惹かれました。

神社は日本人の7割以上の人が訪れる場所と言われています。この本を読み、全国の有名な神社参拝をして来た自分を振り返り、「なぜ私たちは神社にお参りに行くのか」についてお話したいと思います。

私の神社との関わり合い

昭和の家庭では、神棚と仏壇にそれぞれ神様と仏さまを祀っていることが普通でした。私の母も毎朝炊き立てのご飯をお供えし、拝んでいました。そんな母の姿は記憶に残っていますが、だからといって私自身はそれほど信心深くなることもありませんでした。

そんな私でしたが、大人になってからたまたま旅行で訪れた場所に神社があった時には、思い出作りのためにお参りをするようになりました。結果として、全国で有名な神社にそれなりにお参りしていることに気付きました。

九州地方

高千穂神社/霧島神社/太宰府天満宮

中国地方

乃木神社/厳島神社

近畿地方

八坂神社/北野天満宮/春日大社

中部地方

熱田神宮/熱田神宮内・摂社一之御前神社/北口本宮富士浅間神社

関東地方

日光東照宮/湯島天満宮/日枝神社/明治神宮/靖国神社/江の島神社/神田明神

名古屋の熱田神宮は6年前、九州の追っかけ仲間とライブツアーの合間にお参りした神社で、素晴らしい御朱印帳を買い、その後御朱印マニアになるきっかけを作ってくれた思い出の神社です。

そして更に神社参拝がマイブームになる

この本を読み始めてみると最初に「あなたが感じたこと、それこそが真理であり、神社はそんな感じるセンサーをやしなう場」と書かれていました。若いころから超現実主義で自分がどう思うか、どう感じるかが一番大切だと思って日々過ごして来た私の姿勢を肯定してくれる言葉だと感じました。

また本の中には下記のようなことも書かれていました。

  • ・神社に神さまを祭る日本神道は、かなり変わった宗教です
  • ・教祖もいなければ、具体的な考えを記した経典もありません
  • ・布教活動と言われる宗教的な勧誘もありません

学生の頃に友達に何気なく連れて行かれたのがとある宗教団体の集まりだったという苦い思い出がある私にとって、「宗教」という言葉はあまりポジティブなものではありませんでした。しかし「宗教」の象徴とも言える神社にはどこかしら心惹かれるものがある。その矛盾を解消してくれる記述でした。

その他にも沢山興味深いことが記されている本でした。更に興味がある方は下記のURLから詳細をご覧ください。

成功している人は、なぜ神社に行くのか? | 八木龍平 |本 | 通販 | Amazon

まとめ

本の中にはこんなことも記されていました。

  • ・自分の願いは他者が叶えてくれて、他者の願いは自分が叶える
  • ・神社は依存心から参拝するのではなく、より主体的に生きるために参拝する場所である、そして素直になり利他に生きる

私がモットーとしている「人の役に立ちたい」と言う気持ちと合致していて、心の底から神社のシステムを理解することができました。今まで何となくただお参りしていただけの神社参拝が、これから生きて行く上でとても意味深いものになりそうです。

「神道は感じる宗教」と言われ言葉で余り説明しないのが日本神道と言われています。心静かに神社参拝をすることによって、自分の肌感覚や直感を素直に感じることが出来るのではと思います。自分の感性を信じ、素直になり利他に生きて行きたいものですね。