日常

ご縁を大切に #5

2022-10-24

ご縁を大切に #5

先日久し振りに北九州の親友と1時間ほど電話でお話をしました。彼女(以下、Kさん)にはいつも事前に長話が可能な時間帯を聞いてから掛けるのですが、今回は夕食の支度の前が都合が良いとのことでした。Kさんと話をするのは本当に久し振りで、1時間ではとても終わりたくないほど話題が尽きませんでした。

今回は、そのKさんとはひょんなことからご縁がスタートしたいきさつから今日にいたるまでの、全ての記憶をたどってブログにしておきたいと思います。

ご縁の始まり

Kさんとのご縁は20145月の大阪城ホールのジュンスの3rd Asia Tourから始まりました。ライブ自体は既に前日に観ていた私は、その日はグッズを買うためだけに大勢のファンと共に朝から列に並んでいました。その時に私の前に並んでいたのが、高校時代のお友達と一緒に来ていたKさんでした。グッズのために長時間並んでいる“同志”として私たちはすぐに仲良くなりLINEの交換をしました。Kさんが私と同じ北九州出身だったことに親近感をおぼえ、一緒に来ていたお友達を大切に気遣っている様子にとても好感を持ったことを覚えています。ちなみに、グッズ自体は、4時間ほど並んでもう少しで売り場に到着するというタイミングで売り切れてしまい、買うことが出来ませんでした。4時間並ぶのみならず、そんな残酷な結末を一緒に迎えたことも、Kさんと仲良くなれた要因の一つかもしれませんね。

ヤフオクドームでの再会

2014年12月のクリスマスイブのJYJのライブ(JYJとは元東方神起のメンバーのジェジュン・ユチョン・ジュンスで結成したグループ)でKさんと再会しました。そこでも色々なお話をしました。Kさんとは単純に波長がよく合ったのですが、私がKさんに親近感を感じた要因はそれだけではなかったように思います。Kさんは、私がかつてそうなりたい、周りからもそうなると期待されていた「九州の良き母」そのものだったのです。

家族のために尽くす誠実さを持っていて、私のモットーである“いつも明るく元気よく”を地で行く人でもあったのです。息子さんが二人いましたが、長男は結婚し、次男も独立して一人暮らしを始めたとのことで、子育てを終え落ち着いた生活を送っているかと思いきや、日々パートで働きながら、ご主人とご両親のお世話もする忙しい日常を送っています。

韓流ドラマの繋がり

KさんとのK-Popの推し活仲間としてのご縁は、韓流ドラマへと広がって行きました。私とのご縁がスタートする前からKさんは韓流ドラマの大ファンで、私よりもずっと韓流ドラマ歴は長く、ママ友との話題と言えば韓流ドラマといった環境で過ごしていたようです。

私がスカパーで旬の韓流ドラマを録画していち早く観て、観終わったものを直ぐダビングしてKさんに送ってあげるようになりました。それまでは日本に入って来るのが1-2年遅く、入って来たと思ったらBSの民放などで放送されるためコマーシャルが多く、カットされているシーンがあったりして内容がわかりにくいのを我慢して観ていたとこのことで、私が送る録画ではそのようなストレスがないと喜んでもらえました。お役に立つことが出来て、私もとても嬉しく思い今も続けています。私にとっては韓流ドラマを録画・ダビングして一刻も早く韓流ドラマが大好きなお友達に送って喜ばれることは “趣味”の一つでもあります(笑)

Kさんのお友達

ヤフオクドームでの再会の一年後、今度は名古屋で会うことが出来ました。Kさんはお友達と来ていて、初めての名古屋ガイシホールだったようです。会場に入ってからは席が離れていたのでKさんたちとは入り口で別れました。実は、その後持病のあったKさんのお友達が救急車で運ばれKさんは付き添いで救急車に乗ったので、ライブは観ずじまいで終わったということを後で聞いてびっくりしました。

そんなことがあったため、次の名古屋でのライブには、Kさんのお友達は病み上がりで来られず、姪御さんが代理で来ました。

そして神戸でのライブ

そして少し経ってKさんからお友達が亡くなったということを聞きました。前回の名古屋の時に救急車で運ばれた後、自宅療養中に病状が悪化し亡くなってしまったとのことでしたが、私はにわかには信じられず、何と言って良いか言葉を失いました。

その後神戸であったライブにはそのお友達のご主人が、「どんなに妻がジュンスのことを好きだったかに思いを馳せ、亡き妻の遺影を手に持って一緒に聴きたい」とのことでKさんと一緒にライブに来られました。ご主人の気持ちを想像するだけで胸が締め付けられる思いでしたが、ライブ後は一つの区切りとして是非軽く打ち上げをと思い、皆でお好み焼き屋さんに行きました。Kさんは今も独りぼっちになったご主人に、何か出来ることがあればと時々お電話しているとのことでした。

まとめ

昔から九州の女性(妻)は自分の手のひらに九州男児(夫)を置いて、夫がハッピーであればと夫に仕えているが、実は妻が手のひらの上で夫を上手に操縦しているのだと言うお話を聞きますが、それがいつの世も夫婦・家族円満の秘訣だと私は思っています。そのことをいつも心にしまっていつも明るく元気よく日々生活しているKさんは、私が尊敬する女性であり、これからもご縁を大切にしたい親友の一人です。