メンタリング

人生100年時代 – 50代で考える『人生シフト』

2023-10-30

人生100年時代 – 50代で考える『人生シフト』

最近50代の女性からの「子育ても終わりそろそろ人生の折り返し地点。リタイアまであと数年の仕事も含めて、これからどのように生きて行くべきか」というようなお悩み相談をよく頂きます。

そんなご相談にお答えするために最近している活動が、Alive Caféの『ハッピー相談室』 (隔週土曜日の21:00~21:30)です。「自分らしく生きる女性を応援する」という目的で中西純子さんと河野陽子さんが立ち上げた女性向け自己啓発情報の発信プログラム1企画です。その中では、以前「楽しい事、好きなことをして生きて行く」というブログで言及した雑誌『プレジデント(929日号:我慢しない生き方)』の内容に触れつつ、私の経験したエピソードも踏まえてお悩みにお答えさせて頂きました。

ちょうど良い機会なのでこのブログでも、『ハッピー相談室』で私がお伝えしたことを書き留めておきたいと思います。

家族や会社の為ではなく、“自分が好きなことのために生きる”にシフトする準備期間としての50代

①誰の為でもなく、自分が後悔しない道を進もう→割り切りが大事

・経済力をつける→我慢しないために必要なものはお金

・自分も我慢しないし相手にも我慢させない

(エピソード:若いころ主人に「私は自分が言いたいことの70%しかあなたに言ってない」と伝えたところ、「お前は言いたい放題言っているよ」と言われてしまった。自分は我慢していると思っているのに、相手には我慢してないと思われているのはお互いにとって損な構図。それならば言葉は選びつつも我慢をせずに言いたいことを言って「言いたい放題言っている」と思われた方が健全。)

・毎日の仕事を楽しくするための工夫をする

(エピソード:人事担当の管理職として社内を廻っていると、「迷惑な社員に人事から注意して欲しい」とお願いされることがよくあった。面倒な役回りではあったが、情報収集/社内の人脈づくりと思って、率先してやった結果、人間関係構築にかなり役立った。)

・自分に優しくなると人に優しくなる

(エピソード:完璧主義からの脱却→出来ない自分を責めずに大事にしていると、自然と部下のミスを責めることが少なくなった)

②幸せを呼ぶ脳内物質ドーパミンが出る条件→自分を解き放つことが大事

・毎日1-2時間遊ぶ(気分転換、自己成長に繋がる趣味など)

・我慢から解放されるために苦しさを言語化→アウトプットする練習

(エピソード:会社員時代、人の目を気にしてプライベートと仕事を切り離していたが、ホームページを立ち上げ、ブログを書き始めて自己開示をするようになったところ、何とも言えぬ開放感があった。我慢をせず自然体で誠実に自分と向き合うことで、肩の重しが取れた感じ)

まとめ

50代は自分を見詰め直し、これからの生き方を考えるにはとても良い期間です。楽しく幸せに生きて行くために、色々なものの優先順位を見直しながら、瞬間的に感じられる楽しみと継続的に充足感を得られること、自分のためにすることと誰かに貢献できることとのバランスを取りながら、子育てや仕事中心だった毎日から、人生の後半を彩る時間割に変えて行くことが大切です。そのためには人との関係性や自分が置かれている環境を、自分の居心地が良い方向に向けて行く努力を怠らないようにしたいものです。「継続は力なり」行動あるのみ、あきらめない気持ちを大切に、頑張って行きましょう。