日常

楽しいこと、好きなことをして生きて行く – 続編

2023-09-11

楽しいこと、好きなことをして生きて行く – 続編

左足首の骨折から早1ヵ月。全治2カ月と診断された直後は(これから2ヶ月、家で何をして過ごせばよいのか……)と気が遠くなる思いでしたが、なんだかんだあっという間に時間が経ってしまったので嬉しい気持ちです。こんな形で強制的に自由時間が与えられたのは人生で初めてでしたが、普段時間が無くて片付かなかった調べものをする時間が作れたり、はたまた何もせずにただただぼーっと時間を過ごしてみたりしているうちに、あっと言う間に過ぎた1ヵ月でした。

そんな風に過ごしていたある日、NHKBS1で「睦子ばあちゃんと花畑の四季~福岡 能古島~」という番組が再放送されていたので、懐かしくて観てしまいました。福岡県の能古島という島で花畑の経営と管理をしている80代の睦子おばあちゃんが生き生きと生活する様子を収めたドキュメンタリー番組です。その番組の中で睦子おばあちゃんが言った「楽しく生きられるとは、自分が好きなように生きること」という言葉が今の私の胸にぐさりと刺さりました。骨折をする少し前から、そして骨折をして療養生活を送っている最中にもずっと頭の中で思いを巡らせていたテーマだったからです。

というわけで今回は、目下私の人生の大きなテーマであり、骨折前にもこのブログで綴っていた「楽しいこと、好きなことをして生きて行く」について、療養生活の中で得た新たな知見も加えつつ、続編として書き留めておきたいと思います。

プレジデント: 我慢しない生き方?

『プレジデント』の2023 929日号が発売されました。特集は何と「我慢しない生き方」。このタイミングでこの特集はなんてタイムリーと思い、興味津々で読み始めましたが、その記事の中で気になるポイントが二つあったので、下記にまとめてみました。

我慢を止めるだけで人生好転(新)7つの習慣

① 誰の為でもなく、自分が後悔しない道を進もう

・経済力をつける(自分にとって大切な我慢には、我慢しないためのお金が必要)

・毎日の仕事を楽しくする(日々仕事を楽しくするための工夫をする)

・自分も我慢しないし、相手にも我慢させない(我慢をいかに減らせるか)

・自分に優しくなる→人に優しくなる(自分が我慢していることを相手に伝える)

② 幸せを呼ぶ脳内物質ドーパミンが出る条件

・毎日1~2時間遊ぶ(自分を我慢から解き放つ)

・苦しさを言語化する(自分の欲求の明確化:「3行ポジティブ日記」をつける)

・白黒つけない自分を許す(常にニュートラルで物事と向き合うこと)

・我慢するなら期限付きに(最大1カ月程度。2カ月以上はメンタルの可能性)

幼い頃に「我慢することは美徳である」と教育を受けたためか、何かするときに「他人の顔色を伺う」のも我慢しがちな日本人の特徴と書かれていました。これは良く受け止めれば「和の文化」と言えますが、少しネガティブに受け止めると「同調圧力」と言い換えられてしまうものです。日本社会で生きるということは、すなわち常に何かしらの我慢を強いられているに等しいので、その分我慢がゼロになった瞬間にはドーパミンが発生するのです。いかに自分を我慢から開放するかがポイントです。

ワクワクするご縁を再び

以前のブログ「ご縁を大切に #3に登場した丁翰さんから「コロナが落ち着いたので日本に戻りました」というLINEが送られて来ました。コロナ前にスタートアップ企業を立ち上げようとワクワクして行動していた日々を懐かしく思い、あのワクワク感を再び味わいたいと思っているので是非とのことでした。私からは出鼻を挫くような骨折の話をしてしまいましたが、完治した暁にはまた私の主たる活動になるかもしれないと思うと嬉しい限りです。やはりいつまでもワクワクする仕事をしたいものですね。

楽しいこと、好きなことが更にクリアに

前回のブログの項目に加えて、下記の楽しい事、好きなことリストも付け加えておこうと思います。

・骨折のため延期になった今年の旅行(鹿児島・福岡へ友人との再会+お茶会)

・レディース麻雀のお仲間を求めて近場のスクールへ参加

・三絃を初歩から復活させるためスクールへ参加

・レディ―スゴルフ(月1回)の定着

・ゴルフレッスン(週1回)への復帰

・来年秋にエルヴィス・プレスリーのお墓参り+ヒューストン旅行(妹と同行)

まとめ

骨折から1ヵ月、主人が元気でいてくれるからこそ、家事すべてをお願いすることが出来ているのだなと日々実感していますが、主人は主人で「これまで“楽しいこと、好きなことをして生きて行く”という生活を、何の迷いもなく送って来ることが出来たのはあなたのおかげだ」と私に感謝を伝えてくれています。こんな風にお互いに感謝を感じることが出来ているのは骨折という事件のおかげかもしれません。「骨折」というとどうしてもネガティブに捉えがちになりますが、ものごとはすべて捉え方次第だなとつくづく実感します。「ピンチをチャンスと捉える」と思い続け実践して来た現役時代の記憶がふと蘇りました。