日常

渋谷スクランブルスクエアの3周年記念の広告

2022-11-14

渋谷スクランブルスクエアの3周年記念の広告

先日、秋晴れの良いお天気の中行きつけの美容院に行き、渋谷でランチをしてゆったり気分でマークシティからJR渋谷駅に向かう渡り廊下を歩いている時に、女の子が2-3人立ち止まって何かの写真を撮っているのが目に止まりました。何を撮っているのだろうと、彼女たちがカメラを向けている先に目を向けたところ、渋谷スクランブルスクエアの3周年記念の広告が目に飛び込んできました。11枚に、写真とともに印象的なキャッチコピーが掲載されている広告が連なって掲示されているではありませんか。私も立ち止まってしげしげと見てみたら、はっ!とさせられる言葉の数々が目に入って来ました。このところ個人的に色々と思考を巡らせていることと繋がる内容で、このような広告が目に飛び込んでくるとは何というタイムリーなことでしょう!

・多数決より、自分決。

・マジョリティも、マイノリティも、オンリーも、ぜんぶ正解。

・人生は、選択肢の連続。いつだって、自分がよいと思う方へ。

今回は、広告に載っていたこれらの言葉に対して、今思っていること、感じていることを書き留めておきたいと思います。

多数決より、自分決

大勢の人が決めたことに流されず、自分自身で決めたことを大切にしようといった意味合いのコピーだと思います。私の経験からすると、多数決というものはいかにも民主的でフェアなように見えますが、実のところ内容によっては間違った方向に進んでしまう危険性も抱えていると思います。必ずしも多数決での結論が100%正しいとは限らず、最終的に責任を取れる人が決断するのが妥当な場合もあると思います。

マジョリティも、マイノリティも、オンリーも、ぜんぶ正解

日本人が日本に住んでいればマジョリティだけれども、アメリカに行けばマイノリティになるように、マジョリティやマイノリティというものは非常に移ろいやすいもので、住む場所や時代によって変わって来ます。だから、マジョリティだから正しい、マイノリティだから間違っているということではなく、全ての存在を認めようということだと思います。

しかし、最近でこそ“多様性”という言葉が使われるようになって来て、そのような意識が根付きだしているなと感じることも増えてきましたが、まだまだ日本ではマイノリティの生きづらさが解消されていないなと思うことがあります。例えば右利きと左利き。私達が小さいころには左利きはおかしいと無理やり右利きになるように強制されていました。なぜならば右利きがマジョリティなので、生活用品や漢字の書き順などすべて右利き用になっているからです。同じようなことは健常者と障害者にも言えます。そして異性愛者と同性愛者、日本人とハーフ(ミックス)など、マジョリティからの偏見や無理解、差別に苦しむマイノリティはまだまだ多いのです。

人生は、選択肢の連続。いつだって、自分がよいと思う方へ

本当にそうですね。これだけ情報がインターネットによって瞬時に共有される世の中になると、些細なことも含め選択肢が多すぎて大変ですが、ここで言われているように、迷うことなく自分が良いと思う方へ進むのがベストです。そしてその選択がベストだと思うことが大切です。

まとめ

JR渋谷駅で目に飛び込んで来た広告から、現在日本がコロナ禍で変ろうとしていることの1つである、多様性を受け入れることについて考えさせられました。どうしても残っているブレインロック(社会的洗脳)を解除する努力を怠らず、日々進む方向に迷ったら、自分が良いと思う方向に一歩踏み出すようにして行きたいものですね。