日常
新年早々嬉しかったこと
2023-01-10
新年が始まり早くも1週間が過ぎました。2023年最初のブログのテーマを何にしようか考えていたところ、「1年の計は元旦にあり」という今では死語かもしれない日本の古いことわざを思い出しましたが、そんなありきたりのことよりも、この1週間でとても嬉しかったことが立て続けに起こったので、それらを書き残しておこうと思います。そして、今年一年、それぞれの進展をブログで時々フォローしながら、年末にどのような展開になったのか確認したいと思います。
嬉しかったこと #1 – 小5の男の子の成長
毎年恒例の新年お食事会に、親戚の小5の男の子が母親と一緒に来ました。お年玉目当てで来てくれているのだろうなとは思いつつ、彼が座った場所がちょうど私の横だったのでじっくり話を聴いてみたところ、「本当に小学5年生?」と驚いてしまうような発言ばかりでした。印象に残っているものをいくつか紹介します。
・SDGsの17の目標のうち、興味があるのは10番目の「人や国の不平等をなくそう」
・学校ではコミュニケーションを体験し社会性を学ぶ
・塾では勉強を学ぶ
少し前までほんの子供だと思っていた子が、SDGsについて小学校でちゃんと教えられている上に、とりわけ興味があるものまで言えるようになっている様子に驚きました。こんなに小さな子供がしっかりとした考えを持っている一方で、SDGsの一つ一つについてじっくり考えることもなく、自分でも何か出来るのではないかと考えてみる訳でもなく、ついつい日々の事に追われた生活をしている自分が恥ずかしくなりました。
また、小学校と塾の切り分けをこんなにもクリアに意識していることもとても素晴らしいと思います。与えられた環境を冷静に分析し、自分がどのような意識で臨むのがベターなのかを理解出来ているのだと思います。一方で、学校教育が当の子供にとってこのように認識されていることを、私たち大人は重く受け止めなければいけないと思います。本来であれば、塾に行かずともしっかりと勉強を学べる場が学校であるべきなので。どうすることが未来の子供たちにとってベストなのかを考えて行かなければいけませんね。
SDGsの参考資料(出典ユニセフ)のリンクを載せておきます。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/about
嬉しかったこと #2 – 転職サポートの依頼
新年早々縁起が良いことに、ホームページから立て続けに転職サポートのご依頼が何件か飛び込んできました。そして体験セッションを終えてみて見えてきたことは、最近は転職しようと思う方の年齢層が上がって来ているということです。
体験セッションでは、いつものように、ご自分の強みと弱みをストレングス・ファインダーのTop 5を参考にして理解してもらおうとすることもあれば、メンタリング的アプローチで、ご自身が気付かなかったような悩みや課題を顕在化して、本当に手に入れたいゴールを明確にした上で、転職よりもまずは自分自身を振り返るメンタリングから始めることをお勧めすることもあります。
その方に合ったベストのサポートを行うという意味では、今年は新年から幸先の良いスタートが切れそうです。
嬉しかったこと #3 – キャリアトライアル65の依頼
東京都の小池都知事の発案で始まった「キャリアトライアル65」という、65歳以上のまだまだ働ける東京都在住のシニアを企業に派遣し、報酬や一切の費用は東京都が持ち、協力企業の負担はゼロという、企業にとってはとても助かるプロジェクトに5年前からお声をかけて頂き、自分の経験を活かし色々な社会勉強をさせて頂きました。
シニア向けの報酬レベルではありますが、知らない社会や企業現場を見られると思い、今年も在宅勤務の英文翻訳で短期1ヵ月週3日の依頼が来て、来週からスタートすることになりました。好奇心がある私はお声がかかるとなんでもお受けすることにして、社会とのかかわりを少しでも持てるようにしています。それが若さの秘訣=アンチエイジングだと思いますので。
まとめ
今年はこのような嬉しい出来事が目白押しの新年の始まりの1週間でした。98歳という年齢で大往生で旅立った母とのお別れから1カ月ほどしか経っておらず、悲壮感や倦怠感でもろもろの片づけがまだ終わらない中迎えた新年でしたが、親戚の子供の成長を目の当たりにして希望を感じ、新年と共に訪れたいくつかの嬉しいことのおかげで気分をリセットすることが出来ました。今週末には母の49日の法要と納骨を終えるのですが、これでいよいよ今年の目標に向かってスタートを切れそうです。今年も悔いのない1年にしたいと思います。「思い立ったが吉日」行動あるのみという自分のモットーのように。