日常

左足首の骨折から3週間

2023-09-04

左足首の骨折から3週間

8月15日の早朝に事が起きて早や3週間。活発に行動することを得意とする私としては、医師から全治2ヶ月と言われたときには(2カ月もどこにも行かずじっと過ごすなんて出来るのだろうか……)と途方に暮れてしまいそうでした。幸いその心配は杞憂に終わり、療養しながらゆったりと過ごす日々にも早々に慣れ、この3週間もあっと言う間に過ぎました。忙しなく動き回っていた時は常に「目標設定→達成」などという肩苦しいことを意識しながら生活していたのですが、(今はそんなことを考えなくて良いのだ)と思うと、張り詰めていた緊張感が良い具合にほぐれて来て、自分がどんどん自然体なっていく感覚と解放感を味わっています。

そんなわけで、今回はこんな風にゆったり過ごしながら物思いに耽ったあれやこれやを、気が向くままに書き綴っておきたいと思います。

やっぱり「怪我の功名」かもと思ったこと

怪我の功名 ①

今年のお盆は母の新盆だったので、そのためのお墓参りに行こうと思っていた矢先に骨折してしまい、沢山の予定をキャンセルせざるを得ませんでした。しかし突然訪れた自宅療養の時間のおかげで、今まで忙しさにかまけて積み残していたちょっと重い案件について考える時間を取ることが出来ました。療養していなければきっと後回しにしていたでしょうから、これこそまさに「怪我の功名」だなと思いました。

怪我の功名 ②

また、自分の思考の傾向にも変化が現れてきました。今までだったら骨折して自宅療養中に非生産的な思索に耽っている自分のことを不甲斐ないと責め立ててしまっていたと思いますが、今回は色々と吹っ切れてきていて、今では、10月末に骨折が完治した暁にはどのような自分になれるのかしらと思うまでに至りました。これはゆったりした時間を過ごしたからこそ、そのようにポジティブに考えられるようになれたのだと思います。

主人とのトランプ対決『ジン・ラミー』

ジン・ラミーというカードゲームがあります。日本人には少し馴染みが薄いかもしれませんが、コントラクトブリッジ、ポーカーと並ぶ世界三大カードゲームの一つと言われています。アメリカ生まれのゲームで、1940年代ころにとても流行した、シンプルなゲーム性と熱い駆け引きがポイントの2人用トランプゲームです。

主人がこのゲームに出会ったのは、我々がヒューストンに駐在していた時(1978年頃)でした。主人のことを実の息子のように可愛がってくださっていた取引先の方に教わったのです。カードを集めるところが麻雀と良く似ていたためか、当時主人は一気にこのゲームの虜になったそうです。

それほど主人が大好きなジン・ラミーを私も出来るようになれば、夫婦での共通の楽しみが増えるのではと思い、今回、主人に教わりながらやってみることにしました。始めてみたらこれがまた何とも奥が深いゲームで、4時間ぶっ続けで没頭してしまいました。血が逆流しそうなくらい血液の流れが良くなり、脳も活性化されたこと間違いないです。これも「怪我の功名」と言えるかもしれませんね(笑)

余談ですが、親戚の小6の男の子で、ジン・ラミーへの思い入れが深い子がいます。去年一緒に遊んだ時に、主人に勝てなくて悔し涙を浮かべていたくらいです。というわけで、私の当面の目標はその子に勝つことになりました(笑)そのことを彼に伝えると、とても喜んでいました。

人生初めての「こむら返り」

今朝の明け方、夢見心地で寝ていたところ、急に右足のふくらはぎに激痛が走りました。人生初めてのこむら返りです。対処の仕方を知っていた私は両方の足を前に投げ出すように座り、右足のつま先を手でつかみ、手前にゆっくりと引き寄せて伸ばしました。

骨折してから運動不足で筋肉量も低下していて血行も悪くなっていたので、いつ起きてもおかしくない状態だったようです。勿論骨折というストレスもかなり影響していることは間違いないと思います。

まとめ

色々と体験、経験、感じたことをつらつらと書き留めてみましたが、骨折自体はこのまま何事も起きずに行けば来週晴れてギプスを外してリハビリが始まるそうなので、その時その時の出来事を前向きに捉えて、ありのままの自分らしさを感じて行きたいと思います。