メンタリング

今一番やりたいこと

2022-09-05

今一番やりたいこと

月例リアル社外メンタリング、月例Zoomおしゃべり会、月例レディースゴルフなど、毎月決まった日に予定を入れておけばその都度調整の手間が省けると言う事で、最近の私のスケジュールには「月例〇〇」という予定が増えて来ました。そんな月例の予定を沢山抱える一方で、私には今一番やりたいことがあります。それは中小企業・スタートアップ企業向けに、メンタリングを通した支援をすることです。社員・会社双方で成長して行くために、人事のあらゆる側面から「働きやすい・働きがいのある職場づくり」を実現するための支援をしたいと思っています

そこで今回はこの「私が今一番やりたい事」が明確になるまでの道のりを振り返ってみたいと思います。

組織を離れてからの5年間

コロナ前の2年間:

外資系企業で34年間、人事・総務一筋で来た私は、リタイアしたら外の社会の現場を見てみたいと常日頃から思っていました。顧問契約が終了した頃タイミングよく「東京キャリアトライアル65」と言う、まだまだ働けるシニアを活かそうと言う東京都が運営するプロジェクトからお誘いがかかり、東京入国管理局に派遣され働くことになりました。また、丁度同時期に中規模の外資の人事にも契約社員としてご縁がありました。

そんな日常を繰り返しながら、余った時間にカフェでTOEIC/初心者向け英会話を教えていました。一般的なワンパターンの勉強の仕方ではなく、まったく初対面の方々にどのようにして英語を学ぶ楽しさをお伝え出来るかを考え、アプリなどを活用しつつ、生徒さんの表情や目の動きから心を読み解き、やる気を引き出せるようトライ&エラーを繰り返して経験を積みました。全く新しい環境に身を置き、沢山の人に出会うことによって、兎に角知らない世の中を知ることが一番の目標でした。

コロナ後の2年半:

初めての在宅勤務でマニュアルの日→英の翻訳業務もやりがいがありました。特にノルマはありませんでしたが、在宅勤務初体験だったこともあり、ついつい集中しすぎて座りっぱなしになってしまい運動不足になってしまいました。このままでは健康を損なうぞと思い、今度は通勤する必要がある職場を選び、年金計算センターやコロナ助成金の申請書の内容チェック業務に派遣されました。毎日お弁当を持って出社し、フルタイムでしたが残業はなく、定時に帰宅出来る平和な職場でした。そこに集う人々にもそれぞれの人生があってみんな一生懸命に生きているのだなと感じる環境ではありましたが、外資系企業で34年間遮二無二働いてきた私にとっては少々刺激に欠ける環境でもありました。

転機となった勝間塾入塾

コロナ禍になった20203月に勝間和代さんのオンラインサロン、勝間塾に入塾しました。きっかけは、リタイア後に色々な世の中・現場を見て人生100年これからどう生きて行こうかと考えていた時のことです。どちらかと言うと静かでおとなしい友人が勝間塾に入塾し、そこから6カ月で見る見るうちに見違えるほど積極的にポジティブな思考に変化しているのを目の当たりにしたのです。友人に話を聞いたところ、「勝間塾は色々と学べるし、西濱さんも入塾したら?」と誘われました。正直に言えば当初はそれほど大きな期待や興味を持っていたわけではありません。自分の専門分野や経験を生かしてこれから何が出来るかわかりませんでしたし、新たなものを勉強する気は無いと思っていました。しかし、入ってみたら勝間さんの考え方や生き方に共感し、これは大きなチャンスかもしれないと考えを改めました。本を読み漁り自己を振り返る良い契機を得ることが出来ました。そんな生活を続けているうちに、自分でも無意識のうちに以下に挙げるようなことを行動したり認識したりするようになっていました。

・利他の心を持つ。利己は二の次の意識を持つ

・お役に立てればと相手を幸せにしてあげると、自分も幸せを感じる

こうした意識の変化は書き出したら切りがないのですが、勝間塾に入塾して1年間で遂にやりたい方向性が明確になってきたのです。それは突然降ってわいたものではなく、長年無意識に行動して来たことでもありました。自分を活かしつつやりがいがあること、人と人のリアルなつながりから生まれる信頼関係が育まれる組織づくりの支援がしたいということ、自分の感覚/感性と培って来た経験でお悩みを抱えた組織や個人のお役に立ちたいということ。それらの、なんとなくぼんやりと考えていたことが、勝間塾をきっかけにはっきりとした目標になったのです。

まとめ

昨年夏に日本メンター協会のオフィシャルパートナーの認定を受け、SNSで自己開示をスタートし、更に年末にはホームページを立ち上げ、今年1月から毎週月曜日にブログをアップ、社外メンターとして経験を積んで来て、いよいよ本格的に中小企業・スタートアップ企業向けに「お役に立てれば」と言う思いを具現化して行きたいと思います。まずは地元から。