日常
思い立ったが吉日
2022-11-28
思い返してみると、今の自分はすべて「思い立ったが吉日」と言うことわざを体現するように生きてきたことによって形づくられているのではないかなと思います。思いついた時には居ても立っても居られない、直ぐ行動に移す行動力のみで人生を切り開いて来たように思います。今回はそんな私の「思い立ったが吉日」な人生の軌跡を、改めて辿ってみたいと思います。
エルヴィス復活スペシャルライブ参加
それはとある週末の土曜日。いつもの週末の予定をこなすのではなく、思いもよらない思い出深い一つの出来事がありました。2カ月前くらいにそのライブがあることを知りました。『エルヴィス復活スペシャルライブ』です。そのライブのことを知った時には、当日に予定があり行けないと思い諦めていたのですが、なんとかやりくりして都合をつけることが出来そうということがわかり、ライブの前日の夜10時過ぎというギリギリのタイミングで参加しようと決めました。念のため会場に満席かどうか問い合わせたところ、まだ大丈夫という返信を頂き、「思い立ったが吉日」とウキウキしながら翌日を迎えました。
このような50-60名規模のライブに行くのは初めてでした。エルヴィスは推しの原点と言い切ってはいたもののエルヴィスが亡くなってから今年の映画を観るまでの45年間、エルヴィスの推し活はほぼほぼ冬眠状態で、そのブランクを取り返すように、映画を8回観てYouTubeでエルヴィスの知らなかった情報を追っかけていましたが、さすがにエルヴィスファンが集まるライブというものがあることまで気が回っていませんでした。
ライブ会場は女性が9割以上でその熱気とパワーがみなぎっていました。ふと後ろを振り返ってみると、事前に何か”サプライズ“があるかもと言われていた湯川れい子先生が座っていらっしゃいました!!その瞬間私は胸の鼓動が高まり、私の先のブログに「素晴らしいエッセイですね。私の人生もエルヴィス無しには考えられません。」と返信して下さったお礼を言わなくっちゃと思いすぐにご挨拶に伺いました。れい子先生は私の大先輩ではありますがお肌はスベスベ、大きな目はキラキラ輝いていて、おおらかで可愛い方でした。私もあんな感じで年を重ねて行きたいと思いました。
勝間塾への入塾
外資系1社での人事総務の女性管理職を経てからリタイアした私は、その後東京都のプロジェクトで、まだ働く意欲がある65歳以上の方を企業に派遣するキャリアトライアル65に参加し、私がこれまで触れてこなかった日系企業に携わったり、英語の翻訳、人事のサポート等々の業務をこなし、色々な社会勉強をしながら「人生100年。これからをどう生きて行くか」を模索していました。
そんな時に、知り合いから経済学者の勝間和代さんのオンラインサロン・勝間塾への入塾を勧められたのです。その知り合いは半年前にすでに入塾していたのですが、どちらかと言うともの静かな生き方のその人が、勝間塾に入塾後半年でとてもポジティブな生き方に変化したのを目の当たりにしていたので、そんな勝間塾には強い興味を持っていました。きっと何か得るものがあるはずだと、2020年3月、丁度コロナが始まったころに入塾しました。
そして入塾から1年後の2021年3月に「人生100年。これからどう生きて行くか」の方向性がクリアになり、日本メンター協会のメンタリングのオフィシャルパートナーになり、今に至っています。
思い立ったが吉日の数々
・会いたいと思った時に直ぐ連絡をし、90歳になる北海道のお友達に会いに行った
・パラリンピック開会式で10年ぶりに布袋寅泰さんを見て、直ぐファンクラブに入会
・35年ぶりに再会したお琴の仲間が主催の筝曲演奏会を仙台に日帰りで聞きに行った。
・心が清々しくなれる毎月1日の神社参拝(1カ月の出来事の報告)
・このままで人生終わりたくないと週1の早朝ゴルフレッスンに通い始めた。
まとめ
昔から「思い立ったが吉日」で行動するという性分と言うか、好奇心が旺盛と言うか、とにかく興味や関心があるものにはすぐに飛びつき、会いたい人が居たらすぐ会いに行くし、やりたいことが明確になったらすぐにやってみるということを繰り返して来ました。この性分は努力して身に付けたものか、はたまた無意識に身に付いたものかとわかりませんが、そんな風に生きることによって常に新たな展開が生まれて来たように思います。その行動の一つ一つが今の自分を形作っており、そのお陰で人生を楽しめているように思います。