日常

マイブームとは

2022-08-29

マイブームとは

私がオンラインサロンでイベントを立ち上げる時に、自分も含め参加者全員に最初に訊くことが3つあります。それは「①名前、②オンラインサロンに入った理由、③マイブーム」です。なぜ③にマイブームを入れたかと言うと、それぞれの方のマイブームを知ることによって、その方の持ち合わせている雰囲気と合致しているのか、あるいはかけ離れていて意外性があるのか等、その方の一端を知ることが出来てその後のお話の展開がし易くなるからです。因みに私のマイブームは意外性があると思われるようです(笑)

先のブログにも書きましたが、布袋さんの推しなどはマイブームの典型ですね。そこで私のマイブームの変遷をふりかえりながらマイブームについて考えてみたいと思います。

マイブームと趣味の違い

「マイブーム」は1997年の新語・流行語大賞を受賞した言葉で、みうらじゅんさん(漫画家、イラストレーター、文筆家)が命名した和製英語です。自分の中で一時的に流行しているもののことを言います。そして、マイブームの例としては、下記のようなものがあります。

・好きなアイドルや、芸能人、ドラマ、映画等ハマっているもの

・音楽や楽器等、自分が興味を持って時間をかけていること

・よく行くお店

こう見ると結局マイブームとは、“現在”ハマっているものであればとにかく何でも良いと言うことになりますね。

一方で「趣味」はどうでしょうか。自分が夢中になっている、熱中しているという点においては同じように見えますが、マイブームとは大きく異なる点があります。それは期間の長さです。マイブームは押しなべて1ヶ月~数カ月程度と期間が限定されたものと一般的には言われているようですが、趣味は一生を通して現在も継続し続けているもので、一過性のものではないものを言います。もちろんマイブームが継続しそのうち趣味に変わっていくものもありと思いますが、ほとんどのマイブームはポッと突然浮かび上がり、一定の期間の後に消えるもののように思います。

こんな風に書くと少し「マイブーム」をネガティブなものと思っていると受け止められるかもしれませんが、全くそんなことはありません。一瞬だとしても、浮上している間は「人生に彩を添えるもの」となり、そのこと自体日々の生活の中でワクワクするし、それはとても嬉しいものだと思っています。趣味を見つけようとすると少しハードルが高いと思ってしまう人もいると思いますが、興味を失うことが前提のマイブームであれば、気楽に見つけられるのではないでしょうか。

私のマイブームと趣味

私の現在のマイブームは「布袋さんの推し活」と、先のブログ「エルヴィスは私の推しの原点」にも書いたように、エルヴィスです。映画を2カ月間に7回も観るくらいでした。この2カ月のマイブームは何かと問われれば、100%エルヴィスだと言い切ります。

更に私のマイブーム遍歴を遡ってみると、韓国語 → 韓国ドラマ → JYJ → 韓国ミュージカル → K-POP 2PM Shineeとなっています。コロナ禍の前の5年間に起こったマイブームで、すべて韓国に関わるものでした。日本と韓国の歴史・伝統文化に興味を持ったことから、現代の韓国のエンターテイメントにも興味を持つようになったのです。そもそも北九州に生まれ育った私にとって、韓国という国は比較的意識することが多かったように思えます。子供のころ、晴れた日には釜山が見えましたし、近所には‘朝鮮人部落’があり小学生のころ日本人の男の子が、韓国人の同級生をいじめると言う現実も目の当たりにしていました。ですので、私が韓国という国、ひいてはその文化に興味を持つのは、私の中では全く違和感のないことでした。

因みに趣味は長年かけて練習をし、師範免許まで取って演奏会に出演したり教えていたりしたお琴・三絃です。バイクのツーリングと書きたいところですが、65歳になる前に売却したので、該当しません(笑)

まとめ

こうして考えてみると、ある一定の時間で次々とマイブームが現れますが、その根底にははっきりとした考え方や理由があり、何かのきっかけでそれが急浮上もするし、全く日の目を見ずに終わってしまう事もあるものだなぁと認識しました。そしてマイブームは必ず人生に彩を添えるものなので、これからも好奇心を持っていつでもマイブームのきっかけを掴み取れるように意識を持ち続けたいと思っています。